このツールは、解析レイヤのフィーチャから指定された距離内にあるフィーチャを検索します。距離は、直線距離、運転時間距離(10 分以内など)、または走行距離(5 キロメートル以内など)で計測できます。統計情報は、近傍フィーチャに対して計算されます。たとえば、次のような場合です。
[現在のマップ範囲を使用] がオンの場合、現在のマップ範囲に表示される解析レイヤとサマリ処理されるレイヤのフィーチャだけが解析されます。オフの場合、解析レイヤとサマリ処理されるレイヤのすべてのフィーチャが、現在のマップ範囲内になくても解析されます。
このレイヤ内で、解析レイヤのフィーチャから指定された距離内にあるフィーチャがサマリ処理されます。
使用する距離の測定方法を、直線距離、走行距離、運転時間のいずれかで定義できます。走行距離と運転時間は道路網を使用し、一方通行などの規制に従います。運転時間には、ライブ交通量に基づいた移動速度または通常の交通量に基づいた移動速度のいずれか選択したほうが適用されます。ライブの速度は、センサをリアルタイムで読み取ることで取得されたものです。通常の速度は、履歴速度の平均から計算されます。
距離は複数入力できます。入力した距離以内にあるフィーチャがサマリ処理されます。
必要に応じて、近傍ポイントの数値属性の統計情報を計算できます。
[ポイント数] チェックボックスをオンにすると、近傍ポイントの合計数が計算されます。また、近傍ポイントの数値フィールドの統計情報を計算できます。
必要に応じて、近傍ラインの数値属性の統計情報を計算できます。
[全長] チェックボックスをオンにすると、近傍ラインの全長が計算されます。また、近傍ラインの数値フィールドの統計情報を計算できます。
必要に応じて、近傍エリアの数値属性の統計情報を計算できます。
[合計面積] チェックボックスをオンにすると、近傍フィーチャの合計面積が計算されます。また、近傍フィーチャの数値フィールドの統計情報を計算できます。
これは、一意の属性値ごとに統計情報を個別に計算するために使用できる近傍フィーチャの属性です。たとえば、解析レイヤに売りに出されている空き地の土地区画が含まれていて、近傍フィーチャが建物のフットプリントであるとします。建物のフットプリントが持つ属性の 1 つに UseType があり、これは、RETAIL、RESIDENTIAL、MANUFACTURING、PUBLIC などの値を持ちます。それぞれの空き地の近くにある建物の用途の特徴を調べるには、属性のグループとして UseType を使用して、空き地から 2 キロメートル以内にある建物の合計面積を用途別に計算することができます。
これは、 [マイ コンテンツ] で作成され、マップに追加されるレイヤの名前です。デフォルト名は、解析レイヤの名前に基づきます。レイヤがすでに存在する場合、そのレイヤを上書きするかどうか確認を求められます。
[結果の保存先] ドロップダウン ボックスを使用して、結果を保存する [マイ コンテンツ] 内のフォルダの名前を指定できます。